投稿

2月, 2019の投稿を表示しています

物語を創作し絵本を作るグループワークショップの試み

イメージ
ライブラリー構築のお仕事をさせていただいたご縁で、都内私立小学校のアフタースクールで、この1月から3月までの3学期の間11回開催されるアートのプログラムとして、PonoLipo メソッドを用いた「グループセッションによってひとつの物語を創作し、その物語に各自が自由に挿絵を描いて、自分のオリジナルの絵本をそれぞれ個人の作品として制作する」というワークショップに挑戦しています。私がインストラクターになって、前半の「物語をグループで創作する」パートを進行していきます。その小学校のアートの先生ふたりが、それぞれのグループにサポートとしてついて下さり、3人で進行しています。アフタースクールのスタッフの方も入って下さって、とても手厚い体制で進行することができています。

参加者は、小学校2年生、3年生の女子10人、男子1人合計11人です。



プログラムの流れは、以下のようなものです。

第1回目 「ラング童話」から10分くらいの短いお話の朗読を、想像しながら耳で聴いた後、ピクチャーカード(「ものがたりカード」©PonoLipo)を使って、Aグループ(5人)、Bグループ(6人)に分かれて、順番に引いた札の絵をつかって物語をつなげて紡いでいく「ストーリーテリングゲーム」をします。
※ここでは、ゲームという遊びを通して「物語を作る」ということが、そんなに難しいことではないということを体感し、またグループで物語を共有していく関係性を構築していくのが目的です。

第2回目 物語の朗読を耳から聴いて、印象に残った場面の絵を描きます。
※自分の頭の中で想像したものを描くということを実際に経験して学びます。

第3回目 「ラング童話」のやはり10分ほどの短い物語の朗読を、想像しながら耳で聴くというウォーミングアップの後、PonoLipoメソッドの物語創作ワークショップ教材「ことばカード」(©PonoLipo)をひき、設定された登場人物・場面設定・ハプニングに基づいて、物語の粗筋をグループディスカッションを通して決めていきます。
※このプロセスがうまく行くかどうかは、アートの先生も企画した私もドキドキだったのですが、最初に丁寧に「ストーリーテリングゲーム」を通して、カードの絵を引き金にしてアイデアをイメージし、それを言葉にして表現し合うということを実践したためか、みんな積極的に自分のアイデアを出し合い、みるみる時間内に…

心を育む縦糸と横糸

イメージ
PonoLipo Shop 自由が丘にご来店されるママたちから「子どもを保育園(幼稚園)に行かせるようになってから、特定のキャラクターものが好きになって、そのキャラクターのおもちゃや雑貨が増えて、パパやママにとっては、ちょっと居心地の悪い感じになって困っている」というご相談を受けることがよくあります。

 PonoLipo Shop 自由が丘では、キャラクターものを最小限しか置いていません。むしろ、なるべくキャラクターものという打ち出しのものを置かないようにしています。PonoLipoは「子どもと一緒に、大人が楽しく遊ぶことが、子どもにとって一番の知育」という理念を掲げています。これは、「子育ては、子どもが中心ですが、かといってパパ・ママが、自分を抑えて脇役に回る必要はないですよ」というメッセージでもあります。

 パパとママが好きなこと、楽しいと思うこと、大切にしているモノやコト…。ちゃんと子どもに伝えていくこと、一緒にシェアしていくことは、その子自身のアイデンティティを確立していく基盤として、とても大切なことです。ファミリーヒストリーや、家族の文化、行事、しきたりなどをきちんと持って伝えていくことは、とても大切です。

 キャラクターものというのは、「園のお友達とのコミュニケーションツール」ですので、それを全面否定せず、「コミュニケーションツール」として必要十分な形で取り入れつつ、それとは別に、家族ならではの文化を育んでいくことは大切です。園でのお友達や先生との関係の中で育まれる文化が横糸だとすると、家族で育んでいく文化は縦糸です。横糸と縦糸が、しっかりと編み込まれてこそ、美しく強い心が織りなされていくのではないでしょうか。



 家族で過ごす時間を大切なものとして、大人も子どもも意識していくには、例えば家族旅行や、地域のお祭りや行事に参加して、家族みんなで楽しい思い出を共有していくことが、一番に考えられますが、それ以外にも、家族の日常を楽しくする工夫はいろいろあります。

 一緒にクラフトを作ったり、ゲームをしたりという、時間を共有して楽しむ形の遊びを日常取り入れることも、家族の時間を豊かにします。パパとママが好きなこと、楽しいと思うことに寄せて、一緒に楽しむことを選ぶことが大切です。

 パパとママが、アウトドア派なら、一緒にキャンプに行ったり、釣りに行ったり、虫を捕まえて図鑑で…