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濃密で夢のように幸福な時間は、数では計れない

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 先日2月23日(土)午後1時からと午後3時からの2回、ナレーターの友川まりさんが「ラング世界童話全集」(偕成社刊、川端康成・野上彰編訳)の中から短いお話を朗読して、「ラング世界童話全集」と物語体験CD「花さく島の女王」をご紹介するイベントを、有隣堂さんとのタイアップで、ららぽーと立川立飛のスポーツスーパーセビオ横の特設会場にて開催いたしました。 特設会場といっても、モールの裏手の出入り口から一旦外に出て、別の入り口を入るとあるガランとした倉庫のようなスペースで、パーテーションの向こうには、雑然と使われないマネキン群が置いてあるという殺伐とした空間です。空調とカーペットは、ちゃんとしたものですが、柱は打ちっ放しのコンクリートで、天井の照明は、商業空間ではありえない裸の蛍光灯が並んで、冷たい光を放っています。 有隣堂の店内から、この会場まで人を引っ張って来ることもかなり困難ですが、そこから、この会場に入ってもらうところで、お客さまは尻込みしてしまうだろうという感じです。そこで、PonoLipo Style発動です! 安価なペーパーデコレーションと風船、お店のイベントで使っているマットやおもちゃ、折りたたみのカラフルなテントなどを投入し、「ラング童話」にふさわしい楽しく夢のある空間に急ごしらえで設えました。有隣堂さんからも、ディスプレイ用の素敵なロゴ入りの木箱やバックスクリーンが投入され、なんだかとっても居心地の良い夢空間が実現しました。 フリのお客さまをご案内してくるのは、さすがに難しかったのですが、なんと!物語大好きな親子さんや、ラング童話ファンでマンドリンを弾くという図書館司書のママとお嬢さん、童話が大好きな母娘連れの方々など、人数は少ないながら、ポスターを見て、このイベントを楽しみにして来て下さった方々で、会場は、ほんとうに温かく幸福な空気に満ちた物語空間となったのです。 途中で風船で遊び始める子供たちも、なんだか幸福な風景で、パパやママは、ゆったりと静かに、友川さんの美声による物語の朗読を楽しまれていました。1回目に参加された母娘2組が、パパも誘って2回目も参加して下さり、私達主催者全員感激いたしました。 イベントの後も、ナレーターの友川さん、応援に駆けつけて下さった著作...

有隣堂テラスモール湘南店での「ラング童話イベント」ご報告

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今回は、有隣堂店内ということで、入り口に「ラング世界童話集」(偕成社刊)とCD「花さく島の女王」(PonoLipo)を美しくディスプレイして下さいました。 1月26日土曜日、午後1時からと午後3時からの2回、テラスモール湘南の4階有隣堂店内のイベントスペースにて、「ラング童話をご紹介するイベント」が催されました。1回目の午後1時からは、CDの伴奏に合わせてナレーターの友川まりさんが「花さく島の女王」を朗読するという、初めての試みをしましたが、これは失敗で、せっかくお集まりいただいた皆さまに大変申し訳のないことをしました。小さなお子さまが多かった場合は、「花さく島の女王」の朗読を止めて、「からす」という「ちゃいろの童話集」に入っている5分ほどの短いお話と、お歌の手遊びなどをしようと、友川さんと事前に打ち合わせていたのですが、大人のお客さまもいらして…という状況と、CDの音に惹かれてワクワクして座って待っている少し大きな子たちの姿に押されて、「花さく島の女王」のCD販売につなげたいという私の欲もあり、CD伴奏での朗読に挑戦してみることになりました。これは、ほんとうに良くなかったと、その後大反省いたしました。 目の前のお客さまに合わせて友川さんが朗読を進めると、CDの伴奏とどうしてもズレが生じますので、時々それを修正するために、不自然な間が生じてしまい、その間で子ども達の気持ちが離れていってしまいます。また「花さく島の女王」は25分で、小さな子どもたちには、少し長すぎるのも問題でした。これは、海老名の時も、ちょっと長過ぎるなという問題がありましたが、その時は、クラシックギターの伴奏が、佐藤洋平さんの生演奏でしたので、目の前のお客さまの呼吸に合わせて、なんとか演じ切ることができましたが、大きな課題を残し、次回は、もっと柔軟にやろうということで、短いお話も友川まりさんと準備していったのでした。 そこで、午後3時からの2回目は、目の前のお客さまのお気持ちに寄り添って楽しんでもらうことを、最優先にして、私も丁寧に「ラング童話」についてお話をし、友川さんも準備していた短い方のお話「からす」を読み、親子でお歌の手遊びを一緒に楽しんでもらう組み立てにしました。 「花さく島の女王」のCDは、イベントの前後におかけして、最後に商品としてのご案内を、再度「ラング世界...

12月12日(水)神保町ブックハウスカフェ「ラング世界童話全集に親しむ夕べ」ご報告

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イベント当日ブックハウスカフェの入り口には、 ラング世界童話全集が全巻ディプレイされて! 去る12月12日(水)神保町ブックハウスカフェ2階のホールにて「ラング世界童話全集に親しむ夕べ」と題して、「ラング世界童話全集」(川端康成・野上彰編訳、偕成社刊)の著作権者で、野上彰氏のご長女である藤本ひかりさんとご一緒してトーク&ライブイベントを開催しました。 会場に並べられた30の椅子は、ほぼ埋まり満席に近い状態で、お忙しい年の瀬に、急遽開催が決まったこのイベントに、沢山の方々がいらして下さったことに一同感激いたしました。 会場は、ほぼ満席! 第1部では、物語体験CD「花さく島の女王」を制作することになったいきさつについて、藤本ひかりさん、ナレーターの友川さんとPonoLipo 小高が、三人でお話をしました。 その後クラシックギタリストの佐藤洋平さんの生演奏で、友川まりさんが「花さく島の女王」を朗読するというライブをお楽しみいただきました。 藤本ひかりさん(中央)友川まりさん(向かって左) 小高と3にんでオープニングトーク 「夢見る力のない人間は生きる力がない」野上彰氏の 言葉の前で「花さく島の女王」ライブ始まりました。 藤本さんの少女時代の軽井沢・鎌倉での川端家との 交流の思い出をスライドを交えて伺いました。 「ラング世界童話全集」が生まれた頃の思い出です。 ライブならではの掛け合いの妙味に、会場中が「花さく島の女王」の世界に浸って酔いしれるような感じでした。終わった後の余韻に満ちた静寂に、進行の言葉を発するのが、しばらくためらわれたほどでした。 短い休憩を挟んで、第2部では、藤本ひかりさんに「ラング世界童話全集」をお父さまの野上彰氏と川端康成氏が編訳して出版された頃の、軽井沢と鎌倉での思い出を中心にお話を伺いました。「家庭」の枠組みが曖昧な、難しい境遇で「物語に支えられて」成長し、物語を紡ぐことを仕事として、自分自身が生きていく場所を築いてきた川端康成氏と野上彰氏のふたりが、戦前「文人囲碁会」をきっかけに知り合い、戦中「書きたいものが自由に書けない」という苦しみを共に分かち合いながら親交を深め、戦後の自由な開かれた社会の中、思いのまま仕事をし平和な世界...