子どもたちが夢中になって、どんどん自分で進めていくワークショップになりました



都内私立小学校のアフタースクールで、今年初めから3月半ばまで11回にわたって開催されている「物語絵本創作ワークショップ」先週から今週の様子をご報告いたします。


前回は、アートの先生から色の持つ印象や特性について「寒色・暖色について」「色の組み合わせで変わる印象」のお話が、実際にカラーバリエーションを見せる形で、最初にありました。みんな、手を止め、熱心に先生が提示する色の組み合わせのバリエーションに見入っていました。

その短いレクチャーの後は、もうみんなどんどん自発的に、夢中で挿絵の作成に取り組んでいました。もう私なんかブラブラ見て回って「すごいねー!」「この色合いが素敵だね」「お!なんだか魔法な感じになってきたね!」などと、あれこれ好き勝手な感想を言葉にしていくだけで、邪魔にならないようにするという感じでした。



「夢中になる」「熱中する」ということが、一番大事。自主性を尊重して、自由にすれば、子どもたちは、どんどん自発的に学んでいくということが、実証されたようなワークショップの進み行きに、アートの先生たちも、驚いていらっしゃいます。





今週は冒頭、アートの先生から、ブックフォレスト(アフタースクール内のライブラリースペースの名称、PonoLipoが構築のお手伝いをしました)から持ってきた絵本を広げて、主役を際立たせる色使いや、背景の描き方などについてレクチャーがありました。



その後は、みんなそれぞれのペースで、楽しく挿絵の続きを描きました。後3回あるということで、ちょっとみんなゆったり気持ちに余裕ができてきたようでした。どこまで進んでいるか見せてねというと、どの子も嬉しそうに見せてくれる様子から、それぞれみんな自信を持って見せたい力作なんだなということが、伝わってきます。「指導」とか「命令」とか、ひとつも必要なく、みんなどんどん自分の作品として、一生懸命思い入れて創作していっていて、なんだか頼もしく誇らしい気持ちになりました。




上に立って、コントロールしようとして良いことなんかひとつもないと、改めて実感しました。しかし、みんなすごいな!!









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