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食育シッター富田恵子さんとの出会い

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 3年前、「THE J こどもひろば」で実施したアンケートで、ママ達の子育て関心事として、とても回答が多かった「しつけ」。特に食事の時のしつけは、核家族で暮らす中では、本当に大変だと思います。大人が何人も加わっての食事の機会が乏しい中で、子供に食事の時のしつけを普段ママだけで担っていくのは、やはりちょっと無理があると思います。PonoLipoとして、何か、楽しく上手に子供達にしつけをするサポートとなるプログラムをご提案できないものかと、この3年間ずっと考え続けて来ました。  思い続けていたせいか、数ヶ月前に、富田恵子さんという素晴らしい方と出会いました。富田さんは、小学校受験をする子供達の「しつけ」をするというスーパーシッターさんです。以前に自由が丘でマクロビ・レストランをされていて、今は、シッターの傍ら表参道にある歯医者さんで、親子向けに食育についてお話をしたり、その歯医者さんの院長先生はじめスタッフ全員の食事の用意をされたりしていて、「食」の専門家でもいらっしゃいます。  富田さんは、3歳くらいの女の子を連れてPonoLipo Shopにいらっしゃいました。とても若いおばあちゃんかな?と、最初思ったのですが、女の子との会話が、とてもきちんと距離を保ちつつ、丁寧で優しく、女の子の方も、落ち着いていてしっかりしていて、PonoLipoにあるおもちゃで遊んだ後「〇〇ちゃん、遊んだおもちゃお片づけしてね。」という、さりげない富田さんのお声掛けに応じて、お片づけしてくれたのが完璧で、ちょっとびっくりしてお話をお伺いしたところ、女の子のママのことも、小さい時にシッティングしていて、大人になったママからお嬢さんのシッティングも頼まれて預かっているということで、凄腕のシッターさんであると分かり、更に驚いたのでした。  その後、富田さんとやり取りを重ねて、お打ち合わせをしていく中で「盛り付けや配膳などを幼い子どもとママ(&パパ)と一緒にやって、お子さま達へのお声掛けの仕方や、お手伝いのさせ方などを、ワイワイみんなで楽しく食事をする中で、親子で一緒に学んでもらう」という、お子さまにもママ達にも、余り負荷のかからない形で、お食事会をするのはどうかというご提案をいただきました。  自由TubeとPonoLipoで主催する「自由が丘Kids Fes」にブース出展し

クリエイティビティとは何か?

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去る7月7日、リソーグループのプラスワン教育スクールツアーシップの半日日帰りのプログラムとして、8名の小学校1年生から4年生の子ども達を集めて開催されたPonoLipoメソッドによる「世界で一つだけの<オリジナル童話>創作教室は、4時間のプログラムで11、000円(税抜)でした。もちろんプラスワン教育の素晴らしく設備の整った教室で、スタッフの方も出て、宣伝広告費も掛けての開催でしたので、この価格は、妥当なものでした。 今回は、「ナチュラル・スタイルズ」さんの2Fのカフェスペースをお借りしてのponoLipo独自開催となりますので、その分価格6,000円(税抜)と、前回と同じプログラムですが、かなりお安くなります。 けれど、1回のレッスン料としてはとても高額に感じられると思います。このプログラムの特徴は、子ども達の心のかなり深いところに切り込んで、想像力を最大限高めて、創造性の回路を一気に開くところにあります。 どうして、そのようなことが可能になるのか?子ども達の能力について、私たちよりも遥かに経験豊かなプラスワン教育のスタッフの方々も、このプログラムが開催される事前のミーティングでは、せいぜい原稿用紙2枚くらい書かせるのがやっとだろうという意見が大半だったと、後に作文指導担当の山口先生が聞いたそうです。 なぜPonoLipoメソッドは、こうした現場の教師の方やスタッフが驚愕するような成果を挙げられるのでしょうか。このプログラムをうちでもやって欲しいというお話を受験系のアフタースクールなどから依頼を受けることも多いのですが、直ぐに出てくるのが、第1ステップの「ラング童話」をプロのナレーターに朗読してもらうフェーズは不要なのでは?というお話です。 プロのナレーターである友川まりさんによる、子ども達が初めて聴く口頭伝承の物語の朗読は、まさにライブ体験です。読み終わった時の、子ども達全員がすっぽり物語の世界に入り込んで放心し、ほうっとため息が出る瞬間は、毎回私もドキドキします。このライブによって、心の中の想像力の回路が自然に開いた状態で、次のステップに移ることが、何よりも重要なのです。 作文指導の山口先生は、「子どもの蛇口を開く」と表現し、私は「回路を開く」と表現します。二人とも、子ども達に物語を創作させてそれを自分の言葉で文章として表現