Child Psychology : リズムをつけたジェスチャーを取り入れて話すことが、5,6歳児の文章理解力・構成力向上につながる

Telling stories using rhythmic gesture helps children improve their oral skills Date: January 17, 2019 Source: Universitat Pompeu Fabra - Barcelona Summary: For the first time it has been shown that a brief training session with rhythmic gestures has immediate benefits for narrative discourse in children of 5 and 6 years of age. スペインのバルセロナにあるPompeu Fabra大学の「翻訳と言語科学部(DTCL)」の研究者でProsodic Studies Group(GrEP)のコーディネーターでもあるPilar Prietoと、同じProsodic Studies GroupのメンバーIngrid Vila-Gienez、認知と言語研究グループのAlfonzo Igualadaたちの最近の研究によると、5,6歳の子ども達に話をする時に、リズムをつけたジェスチャーを取り入れることが、子ども達に情報を覚えさせるのに役立つだけではなく、話の内容を正確に理解させるのに役立つということです。 動物についての説明で、中に出てくるキーワードのところで、リズムをつけたジェスチャーを取り入れて話をする先生の映像12、ジェスチャー無しで話をする先生の映像12、合計24の説明の映像を用意し、5,6歳の子ども達44人を2つのグループに分けて、片方にはジェスチャー付きの説明映像を見せ、もう片方にはジェスチャー無しの説明映像を見せて、その説明映像を見た後、説明された動物が出てくる「ねずみと、その仲間の動物たち」が出てくる41~50秒のセリフや説明のないアニメ画像を見せ、その物語を自分の言葉で話すという課題を課したところ、ジェスチャー付きの説明を見た子ども達の方が、表現豊かに、しっかりとした構成で物語ることができたということです。 Story Source: Materials...