コロナウィルス、ご家庭で役立つ情報と学びについて


いよいよ明日4月7日（火）夕方、政府より緊急事態宣言が発令され、8日（水）より、発効されるとのニュースが流れました。

食品や日用品のお店や薬局、病院、銀行、郵便局などは、閉まったりしませんので、食品や日用品を慌てて買い占めたりする必要は、ありません。ペットを含む家族での短いお散歩も、海外では制限されていないようですので、日本でも大丈夫だと思います。社会的な距離（2m）を保って、三密の場（換気の悪い密閉空間、人が密集、密着した濃厚接触がある）を避けて、お家にいれば、感染防止になり、医療崩壊も最小限に止めることができるということですから、まずは落ち着いて日常を保っていくことが大切です。

育ち盛りで、遊びたい元気なお子さんをお家に閉じ込めておかなければならないのは、本当に大変なことと思います。健康面・精神面・教育の面でも、ご両親の心配は尽きないものと思います。

そんな苦しい状況の子供達に、どうしてお家にずっとこもっていなければいけないのか、余り余計な恐怖心を植え付けることなく、けれど正しく理解し、警戒させていくのに、最適な情報源を、これまでずっと探しておりました。

下記の情報サイトは、とてもニュートラルな上、小さな子供でも分かりやすく解説されており、お子さまに対して、コロナウィルスについてお話をしていくのに、役に立つと思います。

◆これは大変分かりやすく、子どもにも見せながら説明しやすい短さのコロナ解説動画です！

◆政府の専門家会議メンバーの方々が中心になっている、一般向けの情報サイトです。フォローしましょう！

◆ノーベル賞受賞のIPS細胞研究の権威山中伸弥先生の分かりやすい情報まとめ。（但し、医療現場のリアルが、十分反映されていないという指摘もある。）

◆基本ですが、「正しい手の洗い方」動画

◆ソーシャル・ディスタンス（社会的距離）の分かりやすい動画


グローバリゼーションの世界では、また次の新型感染症の出現も、十分あり得ることですので、正しい知識と防御について、デマや差別、偏見の温床となりがちな恐怖や不安をベースにせず、科学的に理解して考えて対処していけるように教える良い機会として、ゆっくりご家庭で時間をかけてディスカッションしてみてはいかがでしょうか。

◆◆◆

小学校中学年以上のお子さまがいらっしゃるご家庭では、WHOについてや、各国のデータなどが掲載されている下記のようなサイトを親子で一緒に観て、ディスカッションの材料にしても良いかもしれません。

◆WHOのコロナウィルス世界感染状況地図
これを機会に、国連やWHOなどの国際機関の活動や仕組みについて、実践的に学んでいく、良いチャンスかもしれません。
https://who.sprinklr.com

◆Google covid 19 mobility
世界各国各都市の最新の人的活動状況が、携帯のGPSのビッグデータにより表示されます。
コロナウィルスについてだけでなく、こうしたテクノロジーの利用について、いろいろなことがディスカッションできそうです。
https://www.google.com/covid19/mobility/


◆各国の担当省の公式ページ
小学校高学年以上のお子さまの場合は、もう一歩踏み込んで、各国のコロナウィルス情報ページを比較してみるというアプローチも、意義深いものと思います。

厚生労働省のコロナウィルス対策についてのページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

アメリカCDCのコロナウィルス対策についてのページ
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/index.html

イギリス政府のコロナウィルス対策についてのページ
https://www.gov.uk/coronavirus


学校の授業が遅れてしまうということに、余りナーバスにならずに、今この世界的なパンデミックが起こっているという状況の中でこそ価値のある学びを実践してみては、いかがでしょうか。この経験から生まれた問題意識が、その子の将来に繋がるビジョンを育んでいく可能性の方が大きいのではないかとも思います。

いつかは必ず、この最悪の状況を抜けて、未来へ大きく変化しながら世界は動き出していきます。その時に、子どもたちが、溢れる希望を持って、一歩前に踏み出していけるように、今この時間を大切にお暮らしになって下さいませ。


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