心を育む縦糸と横糸



 PonoLipo Shop 自由が丘にご来店されるママたちから「子どもを保育園(幼稚園)に行かせるようになってから、特定のキャラクターものが好きになって、そのキャラクターのおもちゃや雑貨が増えて、パパやママにとっては、ちょっと居心地の悪い感じになって困っている」というご相談を受けることがよくあります。

 PonoLipo Shop 自由が丘では、キャラクターものを最小限しか置いていません。むしろ、なるべくキャラクターものという打ち出しのものを置かないようにしています。PonoLipoは「子どもと一緒に、大人が楽しく遊ぶことが、子どもにとって一番の知育」という理念を掲げています。これは、「子育ては、子どもが中心ですが、かといってパパ・ママが、自分を抑えて脇役に回る必要はないですよ」というメッセージでもあります。

 パパとママが好きなこと、楽しいと思うこと、大切にしているモノやコト…。ちゃんと子どもに伝えていくこと、一緒にシェアしていくことは、その子自身のアイデンティティを確立していく基盤として、とても大切なことです。ファミリーヒストリーや、家族の文化、行事、しきたりなどをきちんと持って伝えていくことは、とても大切です。

 キャラクターものというのは、「園のお友達とのコミュニケーションツール」ですので、それを全面否定せず、「コミュニケーションツール」として必要十分な形で取り入れつつ、それとは別に、家族ならではの文化を育んでいくことは大切です。園でのお友達や先生との関係の中で育まれる文化が横糸だとすると、家族で育んでいく文化は縦糸です。横糸と縦糸が、しっかりと編み込まれてこそ、美しく強い心が織りなされていくのではないでしょうか。



 家族で過ごす時間を大切なものとして、大人も子どもも意識していくには、例えば家族旅行や、地域のお祭りや行事に参加して、家族みんなで楽しい思い出を共有していくことが、一番に考えられますが、それ以外にも、家族の日常を楽しくする工夫はいろいろあります。

 一緒にクラフトを作ったり、ゲームをしたりという、時間を共有して楽しむ形の遊びを日常取り入れることも、家族の時間を豊かにします。パパとママが好きなこと、楽しいと思うことに寄せて、一緒に楽しむことを選ぶことが大切です。

 パパとママが、アウトドア派なら、一緒にキャンプに行ったり、釣りに行ったり、虫を捕まえて図鑑で調べたりしても楽しいでしょう。パパとママがスポーツ好きなら、家族みんなでスポーツを楽しむことも良いでしょう。パパやママが本好きなら、一緒に図書館や書店へ行って、パパやママが幼い頃に好きだった本の話をしても良いでしょう。パパやママが音楽好きなら、一緒に音楽を聴いたり、楽器を演奏したりしても楽しいでしょう。パパやママがゲームやアニメが好きなら、一緒にゲームやアニメの大きなイベントに行っても全然構わないと思います。パパとママが好きなものに寄せて、子どもと一緒に楽しむようにするのが自然で、みんなハッピーです。


 例えば、ネットにパパがアップする議事録が話題になった「月1回の家族会議」や、脚本家の宮藤官九郎さん一家の年末恒例行事だったという「家族で選ぶ、家族みんなの10大ニュース」、歌舞伎役者の10代目幸四郎さんが子どもの頃に作っていたという「家族新聞」などなど。楽しく気軽に、家族で実践できるユニークな家族行事を取り入れてみても面白いでしょう。


 思春期になって、子どもが一緒に行動することを嫌がったら、その時が「さようなら子どもの時間」ということです。そうしたら、無理強いせずに、その子のやりたい事に少しずつ寄せていけば良いのではないでしょうか。そんな中でも「これだけは譲れない家族の行事」というものがあって良いと思います。




 ネットで天才ドラマーとして話題になっているよよかちゃんという9才の女の子がいます。よよかちゃんのパパとママは、一緒にバンド活動をしていて、ごくごく幼い頃からバンドの練習に、よよかちゃんを連れていって、スタジオでドラムなどの楽器で遊ばせたりしていたそうです。HPによると、2才くらいからドラムを教えて、よよかちゃんが5才の時には、家族バンドを結成して活動を始めています。ネットの時代ですから、よよかちゃんの天才的なドラム演奏の様子は、動画で世界中で観ることができます。国内だけでなく欧米の有名やミュージシャンや音楽関係者の目にとまり、一躍スターダムに駆け上がり、テレビに出演したり有名なミュージシャンとライブをしたりして活躍の場を広げています。


よよかちゃんの公式サイト

https://yoyoka.jp/profile/

 もちろん全員が、よよかちゃんのようになれるわけではありません。稀な出来事でしょう。ただ始まりは、バンド活動を楽しむパパとママが、自分たちの「子どもと一緒」に、その楽しみを共有する道を選んだということにあります。パパとママが、よよかちゃんを仲間に入れて楽しむようにしてきたから、よよかちゃんの才能は育まれてきたといえます。子どもを預けて、大人だけで楽しむ方が、よほど楽だったかもしれません。そこで親が「子どもと一緒に」という発想を持つことが、その子の中に強い縦糸を張っていくことに繋がっていくのだと思います。


 子育て中は、自分の楽しみを全部我慢して「良い親」にならなければと気構え過ぎることは、パパ・ママにとっても強いストレスになります。親がストレスを感じてイライラしていれば、子どもも気づまりで苦しいと思います。「子どもと一緒に楽しめるように工夫して、自分たちの楽しみを家族の楽しみに組み替えていくことはできないか?」と、パパとママが、一生懸命考えて話し合って工夫していけば、そのこと自体が、楽しい家族の思い出となり家族の絆となり、その子の縦糸として美しく編み込まれていくのではないでしょうか。


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PonoLipo Shop 自由が丘
No Kids, No Life! 子どもといっしょ♪をテーマに子どもと一緒に過ごす時間を大人も
子どもも楽しんで学べるような絵本やおもちゃを選りすぐって取り揃えました。
サンプルも豊富に用意したプレイスペースもあります。

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TEL&FAX:03-5726-9936
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