数に親しむ絵本とおもちゃ



 小さな子どもにとって、手でいじって遊べるおもちゃは、体感的にいろいろなことを覚えていくのに、とっても大切です。2歳くらいから、少しずつ数の概念を子どもに教えていくことになりますが、いきなり「数字」を教えようとすると大変です。

 「数字」ではなく、身の回りのいろいろなものを数えることから遊びとして取り入れていくのが自然で楽しくできるコツです。体の部位を触りながらカウントしてあげるのが、一番最初赤ちゃんの頃から自然に始められます。お目目が2つ、お鼻が1つ、おててが2つ、お指は5本と5本で両手合わせて10本。抱っこして、体の部位を触りながら、その部位のお名前を言って優しく数えていきます。

 そのうち、その子のお歳を指で「2歳」「3歳」と表現できるようになり、だんだん数を数えることができるようになったら、おもちゃの数、お菓子の数、お皿の数、靴の数、キッチンからトイレまで何歩で行けるか?お家からコンビニまでの間に電信柱は何本あるか?お出かけ先に着くまでに赤い車を何台見るか?などなど、親子でなんでも数えてみよう!ゲームをすると、案外大人も楽しくワイワイ一緒に遊びながら数に親しんでいくことができます。

 スタッキングやパズルなど、2歳くらいから楽しく遊べるもので、理数系のセンスを刺激するおもちゃは、いろいろあります。3歳くらいから遊べるお店屋さんごっこのレジのおもちゃなども、ちょとずつ数字と親しんでいく楽しいおもちゃです。マグネットになっている数字のおもちゃなどは、形を手指でなぞっていじって遊べるので、数字を読んだり書いたりを教える前に使うと、その子の頭の中に数字の形がイメージとして記憶されますのでスムーズに読み書きへシフトできます。

 5歳以上になってくると、100までの数、10進法の概念を理解していくことが、だんだん少しずつ求められていきますが、この辺も100までいろいろな絵を数えさせるカウンティングの絵本や、絵本「100かいだてのいえ」シリーズなど、楽しく良い絵本がいっぱいあります。

 小学生になってからは、算数をテーマにした英語の絵本で、丁寧な図解・挿絵とフラップの仕掛けを上手に使った良い絵本が出ています。



 小学校低学年までに、ビーズやおはじきなどを数える遊び、カップや箱でいろいろなものを計量する、物差しやメジャー、歩数などを使っていろいろなものを測る、お菓子やおかずを人数分に均等に取り分けるなどなど、手や体を使って数に親しむことを生活に取り入れていくと、その後の算数学習が、楽しく面白いものとして理解されていくのではないでしょうか。

 家族で、ボードゲームをしたりカードゲームをしたりして、だんだん戦略的な駆け引きを覚えたり、点数をつけられるようになったりすることも、数に親しみ数学的な思考を育んでいくものとして有効です。

 「子どもに算数を教えていく」ことに、プレッシャーを感じるパパ、ママも少なくないものと思います。PonoLipo Shopでも、そうした理数系の感覚を育むおもちゃや絵本を揃えていますので、親子で一緒に楽しめそうなものはないか、お散歩がてらお店の方へいらして下さいませ。お悩みをご相談いただければ、いろいろとお選びしてお手伝いいたしますので、どうぞご遠慮なくお声掛け下さいませ。




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★PonoLipo Shop 自由が丘
No Kids, No Life! 子どもといっしょ♪をテーマに子どもと一緒に過ごす時間を大人も子どもも楽しんで学べるような絵本やおもちゃを選りすぐって取り揃えました。サンプルも豊富に用意したプレイスペースもあります。

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