好奇心の強い子は学習能力が高くポテンシャルが大きい
Study explores link between curiosity and school achievement
Promoting curiosity may be a valuable approach to foster early academic achievement, particularly for children in poverty, a new analysis finds.Date:April 30, 2018
Source:Michigan Medicine - University of Michigan
Summary:The more curious the child, the more likely he or she may be to perform better in school -- regardless of economic background -- suggests a study.
https://www.sciencedaily.com/releases/2018/04/180430075616.htm
2001年から2007年までの7年間全米教育省のBirth Cohortという縦断研究より抽出した6,200名の子どもたちに、9か月、2歳、プリスクール(年中)、キンダーガーテン(年長)の4回家庭訪問をし、子どもたちの行動を観察しながら、両親に好奇心度を測る子どもの行動についての質問をし、最後のキンダーガーテンの時点でのリーディングと算数の学力を計測するテストを行い、その結果を分析しまとめた、子どもの好奇心に関する興味深い調査報告書が、今年4月末にミシガン大学の研究としてPediatric Researchに発表されました。
ミシガン大学のC.S.Mott小児病院とCenter of Human Growth and Developmentの研究者たちによるこの研究の注目すべき点は、貧困家庭よりも裕福な家庭の方が、幼少期の充実した教育プログラムを受けた方が、安定した家庭環境にある方が、より高い学業的な成果を上げるという全体的な傾向の中で、この「好奇心」を強く持つ子供たちが、そのような外的要因に左右されずに、高い学業的な成果を示す傾向があるということが判明したことです。その子の生い立ちや境遇を乗り越えて、学業的な成果を得る大きな鍵が、「好奇心」という、その子の内的な要因にあるということは、大きな希望でもあります。
また、もう1点興味深いのは、教育の現場でこれまで最重要視されてきた「自制心を持って自分を律しコツコツ努力する」という姿勢が欠けていても、この「好奇心」が強い子どもたちが高い学業的成果を上げうるということが報告されている点です。
「好奇心」とは、新しいものや新しいことを貪欲に知りたいと思い、知ること自体に喜びを感じることであり、危険を顧みずに冒険・探検して前に進みたいという欲求であり、未知のものを探求していく強い衝動を抱くことです。学級運営をする教師の側からすれば、扱いが難しいタイプの子どもたちかもしれません。
この研究結果を信じれば、好奇心は、外的な要因や境遇の変化に左右されず、自身の内面から湧き上がってくる強い学習動機であり、それだけに高い成果を上げることも期待できると考えます。
こうした「良い子」の枠を逸脱した子どもたちの学業プログラムをどう支えていくべきか、またこの「好奇心」を育むための教育プログラムとはどうあるべきか、改めて考えていく必要があると思います。
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「なんで?」「どうして?」と好奇心が強く、自分のこだわりに執着して周囲に合わせて進むことのできない子ども、自分の興味のあるところにどんどん勝手に行ってしまう子ども、今学校で問題があるとされる子どもたちの大きな可能性について、ご両親は自信を持ってバックアップしてあげて下さいね。知的好奇心のスィッチを入れるようなものに親子で出会えば、そこから先は大人も子供もなく夢中になります。知らないうちに親子で議論白熱してワイワイ熱中して遊べば、それが最高の知育であり教育だと考えます。PonoLipoのゆるぎない信念です。
Story Source:Materials provided by Michigan Medicine - University of Michigan. Note: Content may be edited for style and length.
Journal Reference:Prachi E. Shah, Heidi M. Weeks, Blair Richards, Niko Kaciroti. Early childhood curiosity and kindergarten reading and math academic achievement. Pediatric Research, 2018; DOI: 10.1038/s41390-018-0039-3
Michigan Medicine - University of Michigan. "Study explores link between curiosity and school achievement: Promoting curiosity may be a valuable approach to foster early academic achievement, particularly for children in poverty, a new analysis finds.." ScienceDaily. ScienceDaily, 30 April 2018. <www.sciencedaily.com/releases/2018/04/180430075616.htm>.
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