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8月, 2017の投稿を表示しています

発語の発達に関するWEBアンケート経過報告です

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現状、19票しかアンケート回収できておりませんが、3~4歳のお子様をお持ちの方で、現在の発語のレベルが、「自分から積極的に大人に今日あったことやお友達のことをお話することができる」から「お友達同士トラブルなくコミュニケーションできる」という安定したレベルにある6名の皆さんが、家庭での日常のコミュニケーション状況についてあてはまる項目を全て選ぶという28項目の質問に関して、全員20項目以上に〇を付けているという結果が出ましたので、2歳以下のお子さまのいらっしゃる皆さんの参考になるものと思い、途中経過をご報告いたします。 発語に関するアンケート経過報告 リンクの表を見ると、赤ちゃんの頃から、皆さん積極的にお声掛けして抱っこしたり頬ずりしたりスキンシップを取ったりしていることが分かります。6か月~1歳の頃には、絵本を開いてお話したりし始めています。子ども中心の生活ながら、周囲の人や夫婦間、自身の家族との関係も良好で、パパ・ママ自身の外部とのコミュニケーションも活発なことが分かります。 ただ6人中半数しか該当するという回答の無かった5項目を見ますと、このようにコミュニケーションの活発なご家庭でも、難しい局面で話をすること、厳しいことを教える、叱るような局面でのコミュニケーションは苦手なようです。またパパ・ママ自身がリーダーシップを取って子どもと接していくことも、ちょっと遠慮があるようです。 ここは、やはりパパがリーダーシップを取って、厳しい話や難しい局面を引き受けていく中、ママがそれを理解してサポートしていくというような連携が大切だと思います。もちろんその逆の方がしっくりくるご家庭は、ママがリードしてパパが上手くサポートすればよいと思います。楽しいこと、面白いことだけでなく、厳しいこと、難しいことも、力を合わせて乗り切っていくことが、おふたりの子どもを大きく成長させる鍵になると思いますので、パパ、ママ頑張って下さいね。PonoLipo も微力ながらお手伝いして応援します! ◆ うちは、みんなコミュニケーションが苦手で、なかなかこんなふうにできないとお感じのパパやママ、諦めないで下さいね。コミュニケーションは、つまり人間関係で、上手くいかなくなるとどんどん悪循環を起こして煮詰まって苦しくなっていきますが、逆にちょっとしたきっかけで柔らかくなるとどん

ファミリーヒストリー&カルチャーの大切さ

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 ハワイで暮らしている間、日本の外側で暮らすことによって改めて見えてくることがいろいろありました。アメリカは、移民の国ですので、世界中さまざまな国から来たいろいろな民族の人達が暮らしています。ハワイも同じでした。そのような環境の中では、それぞれの家族が、みな自分たちの家族の歴史や文化をとても大切にして、語り継いだり守ったりしています。  グローバリゼーションが進んだ世界のフロントラインで生きていくには「自分自身が何者か」というアイデンティティが、揺らぎなく強く保てるかどうかが、とても大切になってきます。多様な価値観や考えの中から「自分はこれが正しいと思う、良いと思う」という自分自身の基準で選択していかなければいけないからです。  「どういう出自で、どのような家庭で、どういう教育を受け、どういう価値観・考えを大切に育ってきたか」というのが、個々人の価値判断のよりどころとなります。グローバルな世界では、各個人の価値観や考えがバラバラで、「なんとなくみんなが選択する方を選ぶ」という日本の社会で通用するやり方が、全く通用しません。  今日本で暮らす幼い子ども達は、みな確実に今よりもっとグローバリゼーションが進んだ世界で生きていくことになるでしょう。そう考えれば、それぞれのお家の歴史や、文化を子ども達に話していくこと、共有する体験を積んでいくことを、パパもママも意識して取り入れてほしいと思います。  お互いの家族の歴史、戦争のことも含めてファミリーヒストリーとして語り継いでいくことは、ほんとうに大切なことです。またパパ、ママの子ども時代の話、自身の趣味や好きなこと、苦手なことや失敗したことなども、積極的にお子さまにお話ししてあげて下さい。ファミリーヒストリー&カルチャーを大切にすることは、自分自身の輪郭をクリアにしていくのと同時に、家族の絆を深め、お互いを一人の独立した人間として理解し尊重し大切に思う気持ちを持つことにつながります。  子どもが成長するまでの間に、パパ・ママが語ったり話したりすべき事柄は、いっぱいあります。特に赤ちゃんの頃から小学生いっぱいくらいまでの間は、一生懸命ご自身の子どもの頃のこと、ご家族のことをお話ししてあげて下さいね。それが、その子の生きていく指針になっていくはずです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ★ P

お家でできる幼児教育@アメリカ

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 ネットでいろいろ検索していましたら、とっても面白く大変参考になるアメリカのママのお家での幼児教育実践動画が見つかりました。とても落ち着いて優秀なお兄ちゃん(4才か5才くらい)と、やんちゃでワイルドなお嬢さん(2才か3才)を相手に、アルファベットや数字、ワードなどを教えていく様子をいろいろ紹介しています。 Early Learning at Home https://earlylearningathome.com/  身近にあるおもちゃや雑貨、アルファベットや数字のマグネットや積み木、手作りのカードなどを使って、子ども達と一緒に遊びながら教えていく様子が、たくさんの動画で紹介されています。ママの創意工夫のアイデアがいっぱい詰まっていて、アルファベットや数字はもちろん、あいうえおを教える方法にも応用できると思います。  こうした動画を次々に配信していて、反響も大きいカリスマ・ママですので、そのまま全て同じようには出来ないかもしれませんが、やんちゃな下の女の子がめちゃくちゃやりだしたところでブツっと動画が途切れて終わったりと、普通のママとして子育てに奮闘しながら、いろいろ創意工夫をこらして一生懸命お家で子どもと向き合っている様子が伝わってきて元気と勇気が出てきます。何より、そうしたプロセスを彼女自身が、とっても楽しんでいる感じが素敵です。  それぞれのご家庭で、取り入れられる範囲で参考になさって、あれこれ工夫してお子さまに文字や言葉、数字などを教えていくプロセスを楽しんでみて下さいね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ★ PonoLipo Shop 自由が丘 No Kids, No Life! 子どもといっしょ♪をテーマに子どもと一緒に過ごす時間を大人も 子どもも楽しんで学べるような絵本やおもちゃを選りすぐって取り揃えました。 サンプルも豊富に用意したプレイスペースもあります。 住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-18-15 1F TEL&FAX:03-5726-9936 E-mail:staff@ponolipo.com HP: ponolipo.com 営業時間:AM11:00〜PM17:00 (金土、祝前日はPM18:00) 定休日:毎週水曜日

From Joy in NY おすすめです!子ども座禅

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PonoLipoの絵本輸入のコーディネーションをしてくれているJoyから面白いレポートが届きました。 洋の東西を問わず、子育てする大変さは一緒です。 ご参考になさって下さいませ。 おすすめです!子供座禅 http://www.huffingtonpost.com/2015/06/12/schools-meditation-quiet-time_n_7544582.html 座禅を体験されたことはありますか?中学校の修学旅行でお寺で体験された方、ヨガの教室の終わりに 異国の音楽と共に深呼吸をしながらメディテーションを体験された方などいらっしゃるかもしれません。 座禅・メディテーションは心と体を日常のストレスから改善するのに良いと言われています。 大人の世界だけではなく、学校や習い事で忙しい現代社会の子供達にも日常のストレスはたくさん あります。幼い子供達はこのストレスの対処の仕方をまだ上手にコントロールできず、イライラが態度に 出たり、友達との喧嘩に繋がったり、勉強に集中できなかったりします。1日に15分ほど静かに、 何も考えず、外の刺激から身を離し頭と心をリフレッシュする事でストレスを効果的に下げる事ができます。 アメリカの学校ではこれを「 Quite Time 」と呼び、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロスなど少しづつ全国に 普及して来ています。貧富の差が激しく、生徒同士の喧嘩や問題児の多い学校がこの「 Quiet Time 」を 毎日の授業の一環として取り入れたところ生徒の態度と集中力が上がり、学校全体の改善に大変 効果的だったという例が述べられています。ストレスの多い育児生活のママにとっても効果があるのでは ないでしょうか。 部屋を少し暗くし、雑音を消して。吸って〜、吐いて〜。ゆっくり深呼吸〜〜。是非試して見てください。 なぜか公園で突然座禅する息子 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ★ PonoLipo Shop 自由が丘 No Kids, No Life! 子どもといっしょ♪をテーマに子どもと一緒に過ごす時間を大人も 子どもも楽しんで学べるような絵本やおもちゃを選りすぐって取り揃えました。

お持ちの絵本、物語ばかりに偏っていませんか?

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 PonoLipo Shopでは、英語の輸入絵本をメインに扱っていますが、いわゆる英語のリーディング教材的なストーリーブックをそれほど扱っていません。もちろんストーリーブックもありますが、それよりも教科でいえば「算数」「理科」「社会」「図画工作」「技術・家庭科」「保健体育」などの分野で、パズル・クイズ・事典・図鑑・辞書・アトラス(地理)などの物語ではない形態の絵本に力を入れて揃えています。  大人でも、文学が好きな人もいれば、ノンフィクションやSFが好きな人もいます。歴史の本や、地図、旅行ガイドなどを読むのが楽しみな人もいます。クロスワードパズルや数独の本が大好きな人もいます。小さな子どもたちだって同じです。  ゆくゆくその子が、大学や専門学校などに進学するにあたって、自分のメジャー(専攻分野)を決める時に決め手となるのは、ストーリーブックではなく様々な分野の図鑑や事典、クイズブックやアトラスかもしれません。  実際に、ハワイで6才の頃、めくってもめくっても灰色の石の写真が載っている「岩石の図鑑」を買ってくれと、泣いてせがんだ息子が、理学部地学専攻岩石コースの修士課程を経て、この春から鉱山技師の仕事に就きました。あの時「なんでこんな面白みのない地味な図鑑が欲しいのか???」とたじろぎましたが、普段は余りねだったりしない子だったので、こちらが腑に落ちないままでも、欲しいという本をそのまま買ってあげて良かったと振り返って思います。 その後、日本に帰って来て10年間くらいは、ポケモンと遊戯王で頭いっぱいで将来の夢はゲームを作る人になることとか言っていたわけで、その6才の石の図鑑から一直線にメジャーに繋がったわけではないことも書き添えておきます。 小さい時にその子の中に植わった種が芽吹くのに10年以上の長いトンネルがあって紆余曲折するものだということを忘れないで、「この間買ってやったあの本は読んだのか?」などと即時の効果を求めてプレッシャーをかけたりしないで下さいね。 親の方が、「ひょっとして小さい頃からずっと一生懸命手をかけてあれこれやってきたことは、全部無駄だったのかもしれないなあ」と遠い気持ちになって白髪がどっと増えた頃、幼い時に植わった種がひょいと芽吹いて育っていったりするのが、子育ての現実です。 子育ての最中は、とかく一喜一憂し